今回ご紹介する物件は、東京都新宿区の築39年のRC造の1K（21㎡）の賃貸マンションをリノベーションした事例について、ご紹介していきます。
・3点ユニットバスを解体してトイレお風呂を独立させたい
・立地が良いため、家賃を上げる方向でリフォームを行いたい
・お風呂を独立させて、脱衣所兼トイレスペースを実現
・アクセントクロスを採用したオシャレなお部屋にイメチェン
・高い賃料での入居者募集が可能なお部屋に
それでは今回のリノベーションの詳細について、ご紹介していきます。
物件概要
施工図
リノベーション内容
主な工事内容は、以下の通りです。
- フローリング張り替え
- クロス張り替え
- クッションフロアあり変え
- カーテンレール交換
- スイッチ・コンセントのプレート交換
- ソフト巾木張り替え
- キッチン交換
- 洗面化粧台交換
- 収納の解体と新設
- トイレ・ユニットバスの交換
- その他各工事一式etc…
居室〜キッチン
居室スペースは、天井・壁のクロスの貼り替えをしました。
一部アクセントクロスを採用して、明るい雰囲気のお部屋に仕上げています。
床は、置き床工法で遮音をとり、上から塩ビタイルを貼って仕上げています。
3点ユニットバスを分離させるためにはスペースが必要でしたので、押し入れを解体。
残った空間には枕棚とパイプハンガーを設置し、収納スペースとして活用できるようにしました。
お部屋の中にあった給湯器はベランダに移設。
給湯器があった場所は収納スペースとして活用できるように可動棚を設置。
窓枠部分には、障子をはめられる溝がありましたので、そこを使って窓枠を交換しています。
天井部には大きな梁があり、窓側が暗くなってしまうため、ダウンライトを2個設置しています。
居室入り口の建具を新調。光を取り込みやすいタイプを採用しました。
居室に入って左手は、ワークスペースにも使えるようにダウンライトを設置。
1Kという間取りから小型のキッチンでも問題ありませんでしたが、オーナー様と相談の上、ワイドが1500のキッチンを採用しています。
レンジフードの位置が変更できないつくりだったため、サイズによっては無駄なスペースが発生してしまうことから、ワイドサイズのキッチンにしました。
キッチンの場所・サイズを変更する際のポイント
・排水の勾配が取れるかの確認
・レンジフードの場所が変更可能かの確認
玄関
下足箱は、解体して可動棚を設置しています。
上部にはハンガーポールも設置していますので、上着をかけるなど使いやすく仕上げています。
天井・壁は居室と同様にクロスの貼り替えを行って、土間は塩ビタイルで仕上げています。
玄関扉の内側は、塗装で仕上げています。
水回り（洗濯機置き場／浴室／トイレ）
押入スペースを解体し水回り設備をそれぞれ独立させたことにより、使いやすいお部屋に仕上がっています。
3点ユニットバスは解体して、トイレとお風呂に分離しています。
トイレがあるスペースは、脱衣スペースとしても利用できる空間になっています。
トイレ本体を新しく設置して、アクセントクロスを採用することで清潔感のあるスペースに仕上げています。
洗面化粧台も新しく設置しています。
ユニットバスは1014サイズのものを設置し、浴室乾燥機も設置しています。
いかがでしたでしょうか。
こちらの工事費は税込みで310万円でした。
お部屋の広さにしては少し割高なリフォーム費用となりましたが、物件の立地が良く、家賃UPも見込める状態だったため、オーナー様と打ち合わせを重ねこちらのリフォーム内容となりました。
イメチェンでは、投資用不動産から一般住宅まで幅広くリフォーム・リノベーションのご相談をお受けしておりますので、ご相談も是非お気軽にお問い合わせください。
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