この記事の監修者 篠原 昌志
(株)ココテラス代表取締役/一卵性の双子/山口県出身/職人・施工会社が薄利というリフォーム業界の悪い収益構造改革をする事を目標に、定額制リフォーム「イメチェン」のFC本部を運営。
現在全国42拠点で展開中。リフォーム事例を紹介するYouTubeチャンネルの登録者は約1.7万人超（2025年8月末時点）。
「空室が多くて家賃を下げざるを得ない…」そんなお悩みはありませんか？
古いお部屋でも、ちょっとした工夫とリノベーションで、家賃アップや空室対策が可能！
この記事ではリフォームとリノベーションの違いから入居者に選ばれるお部屋づくり、そして費用対効果の考え方まで、オーナーさんが知っておくと得する「リノベで家賃を上げるコツ」をまとめました！
最後までご覧いただければ物件の空室対策はもちろんのこと、収益アップの具体的なヒントが必ず見つかるはずです。
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リフォームとリノベーションの違い
多くの方が混同しがちですが、リフォームとリノベーションには明確な違いがあります。
リフォームとは、古くなった壁紙を張り替えたり、劣化した設備を新品に交換したりと、主に物件を元の状態に戻すための修繕や改修を指します。
一方、 リノベーションは単に修繕するだけでなく、間取りを大きく変更したり、デザインを刷新したりすることで物件に新たな価値を創造し、性能や魅力を向上させる改修のことを指します。
リノベーションは単なる補修作業ではなく、物件の価値を高め、未来への収益につなげるための「投資」だと捉えていただきたいです。
リノベーションが家賃アップにつながる理由3つ
リノベーションは入居者ニーズの変化に的確な対応ができるので、家賃UPに繋がりやすいと言えます。
具体的にどのような点が家賃UPにつながるのか、3つに分けてご説明します。
現代の入居者さんは、築年数がある程度経過した物件であっても、水回りや内装が清潔で綺麗に改修されていることを最低限の条件として求めています。
そのため、原状回復だけではなく、リノベーションでデザイン性も兼ね備えたお部屋は、内覧に来た入居希望者さんの心をより強く惹きつけるポイントになるでしょう。
例えば、最新の省エネ給湯器やIoTに対応したスマートロック、あるいは高速インターネット回線など現代のライフスタイルに合わせた設備をリノベーションの際に導入することで、住まいの利便性が格段に向上します。
これらは、「光熱費の削減」や「防犯面での安心感」といった具体的なメリットとして入居者さんに還元され、他物件との差別化を図り、結果としてより高い家賃設定を可能にする要素となるのです。
①と②にも通ずることですが、リノベーションは物件の競争力強化に直結します。
周辺に新築物件ができたり、他の競合物件が魅力的な改修を進めていたりする中で、皆さんの物件も積極的にリノベーションを行うことで賃貸市場での存在感を高めることができます。
物件の魅力が上がるとお問い合わせの増加や空室期間の短縮、さらには入居率の向上につながり、 最終的には「この物件ならこの家賃でも納得できる」と入居者さんに感じてもらえるようになるでしょう。
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家賃アップを成功させるリノベ戦略
それでは実際にリノベーションで家賃UPを成功させるための戦略を解説していきます。
まず何よりも大切なのはターゲット層の明確化。
ターゲット層によって求められる間取りやデザイン、必要設備が大きく異なるため、どのような入居者さんに住んで欲しいのかを具体的にイメージすることが非常に重要です。
例えば単身のビジネスパーソン向けなのか、それとも子育て世代のファミリー向けなのか、 Dinks世代を狙うのか、などを決めておきましょう。
そのターゲットが”良い”と感じるポイントを、的確に捉えたリノベーションこそが成功への第1歩。
お金をかけるだけではなく、計画的に進めることが大切です。
「誰に住んでもらいたいか」をはっきり決めましょう。
次に費用対効果の検討です。
闇雲に高額な費用をかけるのは禁物。
投資額に対してどれほどの家賃UPが見込めるのか、そしてその費用を何年で回収できるのか、詳細にシュミレーションを行うことが不可欠です。
単に見た目をよくするだけでなく、入居者にとっての利便性＝価値を大きくする視点が重要。
水回りやインターネット環境など「費用対効果が高い所」にしぼって投資すると効率が良くなります。
例えば、水回り設備において、３点ユニットバスの分離は家賃UPに直結しやすいポイント。
パナソニックのS&PIIのような設備を導入することは、費用対効果が高い戦略だと言えます。
トレンドの把握も忘れないようにしましょう。
最新の省エネ設備やスマートロックなど、便利で安心できる設備は人気です。
賃貸市場の流行りや人気のデザイン、SNSなどで話題になっている設備などを把握し、ターゲットに合わせて取り入れることで、物件の魅力を引き出すことができます。
それらを意識しつつも、物件の立地やターゲット層に合わせてある程度の期間長く重宝されるデザインを目指すことも忘れずに。
流行をチェックしつつ、長く使えるものを選ぶことがポイントです。
リノベーションで得られる３つの大きな効果
リノベーションは見た目がきれいになるだけでなく、経営にも良いことがたくさんあります。
- 空室期間を短縮&安定した入居率を確保できる
- 家賃の引き上げを可能にし収益性を向上させる
- 物件全体の価値を高め将来的な資産価値も向上させる
過去には、築40年の物件がリノベーションによって家賃30%アップを達成した事例や、築古アパートのフルリノベーションで満室経営を叶えたオーナー様の事例など、数多くの成功事例が報告されています。
リノベーションには費用と時間がかかりますが、単なる出費ではありません。
将来の安定した収益と、物件の長期的な価値を見込める「極めて戦略的な投資である」とイメチェンリフォームは強くお伝えしたいです。
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まとめ：リノベは未来への投資
リノベーションはただお金をかけるものではなく、先の収益を増やすための大事な投資。
入居者目線を忘れずにリノベーション計画をすれば、空室問題や家賃下落のお悩みを減らすことに繋がります。
物件の管理経営にお悩みのオーナー様は、所有物件の現状とリノベーション後の可能性を比較し、投資を検討されることをおすすめします。
まずは無料の見積もりなどを活用して、物件の可能性を調べてみてください！
イメチェンでも無料でご相談やお見積もりを受け付けております。
ぜひお気軽にお問い合わせください！
この記事の監修者 篠原 昌志
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