同じリフォーム内容なのに見積もり金額が違う理由は?リフォーム見積もりの注意点を解説!

この記事の監修者 篠原 昌志

(株)ココテラス代表取締役/一卵性の双子/山口県出身/職人・施工会社が薄利というリフォーム業界の悪い収益構造改革をする事を目標に、定額制リフォーム「イメチェン」のFC本部を運営。

現在全国42拠点で展開中。リフォーム事例を紹介するYouTubeチャンネルの登録者は約1.7万人超(2025年12月末時点)。

リフォームの見積もりを複数社から取ったとき、「えっ、同じ内容なのにこんなに金額が違うの?」と驚いた経験はありませんか?

中には、見積もり金額に100万円近く差が出るケースも。

こうなると、「高い業者はぼったくりなのでは?」「安い業者は手抜き工事なのでは?」と不安になりますよね。

しかし実際には、見積もり金額に差があるからといって、どちらかの会社が悪いとは限りません。

そこには、リフォーム業界特有の理由があります。

この記事では、以下の動画の内容をもとに、なぜ同じリフォーム内容でも見積もり金額が変わるのかをプロの視点で解説します。

はじめに|リフォーム見積もりは「同じ条件」でも揃わない

まず前提として知っておいてもらいたいのが、リフォームの見積もりは、条件が同じでも金額が揃わないのが普通ということです。

図面や要望書が同じでも、以下のような考えで見積もりの中身は大きく変わります。

  • どこまで細かく考えているか
  • どんな施工体制を取っているか
  • どの工法を前提にしているか

見積書は単なる「工事費の合計」ではなく、その会社のやり方が反映された提案書でもあるのです。

リフォーム会社によって見積もり金額が変わる理由

理由①リフォーム会社の体制の違い

見積もり金額が変わる理由のひとつ目は、会社の体制の違いです。

例えば以下のように、同じ工事でも「誰が・どう管理するか」が違います。

  • 社内に施工管理を抱え、自社で職人を細かく手配している会社
  • 商品は自社で仕入れるが、施工は外注に一括で任せる会社
  • 不動産会社が元請けとなり、協力業者に丸投げする会社

フルリノベーションの場合、大工・電気・設備・内装など、10種類前後の職人が関わります。

それを分離発注で丁寧に管理する会社ほど、管理コストは上がります。

当然、コストが上がった分は見積もり金額にも反映されるのです。

理由②会社ごとの利益率の違い

もうひとつ大きな要因が、利益率の違いです。

リフォーム業界では、一般的に利益率25〜30%前後が目安と言われています。

しかし実際には、

  • 利益率20%を切ってでも契約を取りに行く会社
  • 利益率35%前後を目標にしている会社

など、考え方はさまざまです。

利益率が高いから悪い、低いから良い、という話ではありません。

ただし、利益の取り方が違えば、見積金額が変わるのは当然です。

理由③それぞれの会社で取る工法(施工方法)の違い

実は3つ目の理由である工法(施工方法)の違いによって、見積もり金額の差が最も大きくなります。

リフォームでは、仕上がりが同じでも、そこに至るまでのやり方が複数存在します。

そして、その選択次第で数十万円〜場合によっては100万円単位で金額が変わることもあります。

【工法(こうほう)の違い】が最も大きい金額差を生む

壁・天井工事における代表的な工法の違い

壁や天井のリフォーム工事において、どのような工法が使われるのかを見ていきましょう。

LGS工法(軽量鉄骨)

LGS工法(軽量鉄骨)

軽量鉄骨(Lighet Gauge Steel=LGS)を使って間仕切り壁や天井の骨組みを作り、石膏ボードを貼る工法です。

オフィスや事務所リフォームでは定番で、コスト・施工スピード・仕上がりのバランスが良いのが特徴です。

GL工法(団子貼り)

GL工法(団子貼り)

GLボンドという接着剤をコンクリート壁に直接だんご状につけて、石膏ボードを貼る工法です。

天井高をできるだけ確保したい梁(はり)部分などに向いています。

木下地(大工工事)+石膏ボード

木下地(大工工事)+石膏ボード

大工が木材で下地を組み、石膏ボードを貼ってクロス仕上げをする方法です。

一般住宅ではよく使われますが、材料費や搬入費、人件費がかかりやすくなります。

左官下地調整+クロス仕上げ

左官下地調整+クロス仕上げ

既存の壁や天井を左官で平らにし、その上からクロスを貼る方法です。

理論上は可能ですが、凹凸や穴が多いスケルトン状態では現実的ではなく、コストも抑えにくい工法です。

工法によって「安くなる・高くなる」具体例

動画内の現場では、壁と天井は基本的にLGS工法を採用しています。

天井高が低くなる梁部分のみ、極力薄く仕上げるためにGL工法を採用しました。

以下の理由から、壁と天井はLGSで一気に組んだほうが、結果的に安くなるケースが多いからです。

  • 材料の無駄が少ない
  • 施工スピードが早い
  • トータルコストが抑えやすい

同じクロス仕上げでも、下地を作る工法で金額は大きく変わります。

床工事でも見積金額は大きく変わる

床工事も金額差が出やすいポイントです。

今回の動画では、事務所利用を前提としてカーペットで仕上げることになりました。

もしこのまま床に塩ビタイルを直接貼ると、下地の不陸(凹凸)を拾ってしまい、仕上がりが悪くなります。

今回は梁の高さもあるので、左官によって床下地を調整する予定です。

置床工法で床上げをするときれいに仕上がりますが、梁の高さの制限や建物の条件によって、それができない場合もあります。

置床工法とは

既存のコンクリート床(スラブ)の上に、支持脚(束)や下地材を設置し、その上に合板や仕上げ床材を施工する床のつくり方です。

床を持ち上げて新しく作る工法のため、床の水平を取りやすく、配線・配管を床下に通せるというメリットがあります。

このように、

  • 建物の構造
  • 階数
  • 管理規約
  • 遮音性能の制限

などによっても選べる工法や床材が変わり、結果として見積もり金額も変わってきます。

見積もり比較で失敗しないために施主ができる3つのポイント

ただ単に見積もり金額が高い・安いで判断するだけでは、自分に合ったリフォーム会社は選べません。

ここでは、丁寧に対応してくれるリフォーム会社を見極めるポイントを紹介します。

【ポイント1】見積書を必ずチェックする

見積書を見るときは、「一式」という表記に注意してください。

「下地処理一式」「内装工事一式」と書かれている場合、どの工法で施工するのか分からないことがあります。

工法はLGSなのか、GLなのか、木下地なのか。

そこが分からなければ、正しい比較はできません。

わからない場合は、リフォームの営業担当者に遠慮なく聞いてみましょう。

【ポイント2】業者に見積もりの内容を質問する

見積もりを比較するときは、次のような質問をしてみてください。

  • 「この壁はLGS工法ですか?GL工法ですか?」
  • 「別の工法で、もう少し安くできる方法はありますか?」

この質問ができるだけで、業者の説明力や誠実さがよく分かります。

【ポイント3】見積もりに関する知識を持っておく

リフォーム費用を抑えるために、専門家になる必要はありません。

ただし、以下の2点を知っているだけで、無駄なコストは防ぎやすくなります。

  • 工法という考え方があること
  • 見積もり金額には理由があること

リフォーム会社に「全部お任せ」するのではなく、「自分で納得して任せる」ことが大切です。

まとめ|見積もり金額の差は「理由」を知れば怖くない!

同じリフォーム内容でも、見積もり金額が違うのは珍しいことではありません。

その差の理由は、以下の点にあります。

  • 会社の体制
  • 利益率の考え方
  • 工法の違い

「なぜ差がでるのか?」その理由を理解すれば、金額の差は「不安」ではなく「判断材料」になります。

納得できるリフォームのために、ぜひ今回の内容を参考にしてみてください。

動画では、実際の現場を見ながら工法を詳しく解説しています。

この記事をお読みいただいてから以下の動画をご覧になると、さらに理解が深まります!ぜひこちらもご視聴ください。

イメチェンでは、リフォームの内容や工法についてオーナー様と相談し、ご納得いただいたうえで施工しています。

心から満足いくリフォーム・リノベーションを求める方は、ぜひイメチェンまでお問い合わせください。

この記事の監修者 篠原 昌志

(株)ココテラス代表取締役/一卵性の双子/山口県出身/職人・施工会社が薄利というリフォーム業界の悪い収益構造改革をする事を目標に、定額制リフォーム「イメチェン」のFC本部を運営。

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