新型コロナウイルスの影響がリフォーム・リノベーション業界にも

現在、社会的問題になっている新型コロナウイルスですが、建築業界にも影響が出てきています。

リフォームやリノベーションの工事では、様々な部材を必要としているため、状況によっては工事延期ということもありえます。

また、23月は多くの入居者を迎える大切な時期でもあるため、情報をしっかりととり対応することが必要となってきます。

今わかっている状況について、ご紹介していきます。

リノベーション業界への新型コロナウイルスの影響とは

連日、テレビやネットでは新型コロナウイルスに関するニュースばかりが流れています。

感染者は全国各地に広がりつつあり、2020310日現在では、国内の感染者数は約500人となっています

大型イベントの中止や学校の休校、スポーツの大会や試合では無観客での開催がされるなどその影響は日に日に拡大している状況です。

厚生労働省の公式HPでは、最新情報が公開されていますので、詳細についてはそちらをご確認下さい。

リフォーム・リノベーション業界においても、同じように影響が出てきています。

リフォームやリノベーションで使用する建材・部材の納期が一部では未定になっています。

各メーカーからも発表されていますが、一部の製品を中国でつくっているケースでは、中国から製品を輸入できないという事が発生してしまい、納期が未定ということになっているようです。

また、製品の一部の部品を中国で作って日本に納品後に、日本の工場で組み立てて完成させる工程のところを、中国からの部品を輸入できずに製品を出荷できない状況なども起きています。

東日本大震災の時よりも影響は深刻な状況・・・

この状況は、東日本大震災の時よりも深刻とも言われています。

東日本大震災の時には、西日本から必要なものを手配するなどして対応出来ていましたが、今回は、製品の元となる部品そのものが中国から輸入出来ないということで、日本国内全体で生産が止まってしまうというような影響が出つつあるといった状況です。

特にリフォームなどで使われるものとしては、以下のようなモノに影響が出てきています。

・キッチン ・ユニットバス

・洗面化粧台 ・トイレ

IHクッキングヒーター

・レンジフード

・エアコン

・扉関係

メーカーによっては、これら一部の製品が出荷できない状況となっており、大掛かりなリフォーム、リノベーション工事になってくるとこのような機器等も関連してきますので、工事が終わらない可能性も出てきます。

実際に今の時期に工事を行っている案件は

この時期に、実際に工事を行なっている最中というケースも多くあると思います。

動画でもご紹介していますが、現在リノベーションの工事を進めている案件で、ブロックキッチンをシステムキッチンに変更して、ガスコンロをIHクッキングヒーターへ変更する予定としていた案件がありましたが、一部納品が出来ない状態になっているとのことで、急遽代替品で対応することとなっています。

代替品で対応が出来ない場合、工事が完成出来ない状況となりますので、入居予定者にも影響が出てくる可能性もあります。

これから工事を検討されている方、発注された方、工事の最中や完成を迎える予定の方は、業者さんと密に連携をとり新型コロナウイルスの影響が出ていないかを細かく確認した方がいいかもしれません。今は大丈夫かもしれませんが、いつ状況が変わるかもわかりませんので、細かく状況が変わっていないかの確認や連携は大切になってきます。

対応は出来る限り早く行うことで、別の対策を少しでも余裕をもって検討することができます。

まとめ

今後も状況は更に変わっていくかもしれません。

情報の収集と合わせて、関係者との連携をしっかりとり対応していくことをオススメします。

また、YouTubeチャンネルでも動画を公開しておりますので、是非ご覧になってください。

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