この記事の監修者 篠原 昌志
(株)ココテラス代表取締役/一卵性の双子/山口県出身/職人・施工会社が薄利というリフォーム業界の悪い収益構造改革をする事を目標に、定額制リフォーム「イメチェン」のFC本部を運営。
現在全国38拠点で展開中。リフォーム事例を紹介するYouTubeのチャンネル登録者は1.5万人。
様々な業界に影響を与えているコロナウイルスですが、緊急事態宣言も解除され少しずつ世間の動きも元に戻りそうな雰囲気もでてきつつあります。
しかしながら、まだまだコロナウイルスの影響を受けている賃貸業界のオーナー様も多くいらっしゃると思います。
自粛解除後の業界の変化と空室対策について、ご紹介していきます。
コロナ自粛後の賃貸業界の変化と最新の空室対策とは
コロナウイルスの影響を受けて、単身者向け物件では未入居退去というものが流行っています。
未入居退去とは 契約は行なっていたが、お部屋で生活することなく入居せずに退去をするようなケース
大学周辺の物件で、特に未入居退去は発生しています。
春に入学を控えてお部屋の契約はしていたけども、コロナウイルスの影響で学校側が通常の形で始めることが出来ずに、オンライン授業を行う形で始まっているケースが多く、引越しができずに実家で受講している方が多くいらっしゃるようです。
キャンパスでの授業が再開していない状況も続いていて、オンラインの受講ができるのであれば、大学の近くのお部屋は解約しても良いというような方も出てきているのが現状です。
例年に比べて、単身者向け物件に関しては退去が増えているという情報もあります。
通常は、退去があれば入居もすぐ決まるという流れがありますが、現在は退去は沢山発生しているのにも関わらず、入居が全く無いという状況です。
これもコロナウイルスの影響で、一人暮らしの方がアルバイト等の仕事が減り家賃の支払いができずに実家に帰省するというような方が増加傾向にあるためです。
今後も、単身者向け物件については影響を受けて厳しい状況が続くのではないかと考えられます。
コロナウイルスの影響で、オンライン上の勉強が受講できることと合わせて、社会的にもテレワークというリモートワークという形で会社に出社せずに自宅で仕事をする方も増えてきました。
その影響もあり、リモートワーク用の作業部屋ニーズが高まっています。
ポイント リモートワークを行う方向けに、リモートワーク用のお部屋作りを早めに取り入れてみる
特に大学近辺の物件をお持ちの場合は、今は影響を受けてしまうことも考えられますので、入居者のニーズを把握し、お部屋づくりの方向性を変えてみることも重要ではないかと思います。
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まとめ
コロナウイルスの影響はまだまだ続くことが予想されます。
賃貸経営においては、所有物件の空室が長期化することはなるべく避けたいと思われている方も多くいらっしゃると思いますので、今現在のニーズに合わせた動きをなるべく早くと入りれることも必要となります。
是非、参考にしてみてください。
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