この記事の監修者 篠原 昌志
(株)ココテラス代表取締役/一卵性の双子/山口県出身/職人・施工会社が薄利というリフォーム業界の悪い収益構造改革をする事を目標に、定額制リフォーム「イメチェン」のFC本部を運営。
現在全国37拠点で展開中。リフォーム事例を紹介するYouTubeのチャンネル登録者は1.5万人。
賃貸経営を行う上で、リフォーム等にかかるコストを少しでも抑えたいという方は多いと思います。
間取り変更や設備投資など、実現したいリフォームを考えるとかかるコストは上がっていくばかりですが、リフォームを行う場所を細分化していくと、方法によってはコスト削減に意外と取り組める場所もあるものです。
今回は、収納スペース(クローゼット)のリフォームにおけるコスト削減方法について、ご紹介していきます。
YouTubeチャンネルの方では、実際のお部屋でご説明しておりますのでそちらも合わせてご覧ください。
収納スペースのリフォーム費用を賢く削減する方法とは
収納スペースは、一般的にクローゼットなどの洋服や小物類を置くスペースのことを言います。
通常、収納スペースには扉が取り付けられており、中が見えないように施行されているのが一般的です。
このような収納スペースのリフォーム費用を削減するには、シンプルに扉の建具をどう安く抑えるかが大切になります。
折戸などの建具を施行すると、当然ながら見栄えも良いですし、扉も簡単には空きませんので、沢山の量を収納しても中身が飛び出すことも基本ありません。
折戸などの建具を使用すると・建具のコストがかかる・施行費用がかかる・扉を開けた際にデッドスペースができる・物を出し入れする際に扉部分が邪魔になることがある
一方で、上記のようなデメリットも考えられます。
そこで、代替として利用するのが、ロールスクリーンです。
ロールスクリーンは、目隠しとして窓などに設置されることが一般的ですが、最近では窓以外にもキッチンやクローゼットなどお部屋内の様々な場所で利用用途が広がっています。
また、デザイン性や機能性にも優れており、種類が豊富で取り付けが比較的簡単であるのも特徴です。
ロールスクリーンの特徴・目隠しが簡易的に可能・モノ代も安いものから豊富に種類がある・取付も比較的容易・デザイン性や機能性も豊富・扉が無い分、スペースを有効利用できる
折戸などの建具の代わりに、ロールスクリーンを採用することで、金額的には、約5万円ほどコスト削減することが可能です。
収納スペースの目的は、洋服やその他小物類を収納しておくことになると思いますが、重要なのはその収納部分を隠すことが出来るかどうかです。来客があった際に、出来るだけ生活感を見せたくないという方は多くいらっしゃいます。
今回ご紹介しましたロールスクリーンは、収納スペースのサイズに合ったモノを取付けることで、しっかりと中を隠すことが可能となります。
また、色やデザイン性も豊富な為、お部屋に合ったデザインを選ぶことで違和感なく隠すことも可能です。
今回動画でもご紹介させていただいているお部屋は、単身者向けの物件になりますが、ファミリー向け物件であれば多少こだわりがあったお部屋づくりが必要なケースもありますが、単身者向けの物件であれば特にこのような方法は採用しやすいのではないでしょうか。
まとめ
賃貸経営を行う上では、可能な限りコストを抑えていきたいということは誰もが考えていることだと思います。
リフォームをする上でも、一般的な施工事例にならってリフォームを行うのではなく、工夫ができそうな場所は積極的に新しい施行方法を取り入れコスト削減することも大切です。
少しの工夫で、お部屋の印象は大きく変わりますので、低予算でリフォームを検討されておられる方は、是非ご相談いただければと思います。
YouTubeチャンネルでも、動画をご紹介しておりますので、是非合わせてご覧ください。
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