リノベーションでよく使われているエコカラットについて紹介していきます。
エコカラットのメリットと注意点とは？
エコカラットとは
エコカラットは、リクシルが開発した壁材になります。
『うれしい空気と暮らしをつくるインテリア壁材』というキャッチフレーズで、新築やリノベーション問わず大変人気のある壁材です。
家の中での、気になる「湿度」「におい」「デザイン性」などについて暮らしやすい環境を整えてくれるコトでも有名です。
その仕組みは、土壁の特徴とリクシルの技術との融合により、以下の２つの特徴により開発されました。
土壁には、特徴として消臭・湿度調整・断熱・有害物質吸着などの性質があります。
古くからあるエネルギーを使わない伝統工法として知られていますが、その特徴をリクシルの技術と融合させてエコカラットは開発されています。
1mmの１００万分の１を実現する最新技術土壁には、目には見えない細かな気泡があります。
その小さな気泡が、外と中の空気を自然に入れ替え消臭などの機能を実現しています。エコカラットの壁材も1
ナノメートル（1mmの100万分の１）という目には見えない程の空気を吸放出する孔があり、その湿度調整の機能は珪藻土の４～５倍と言われています。
エコカラットを使用する３つのメリット
家の中の湿度は、梅雨時期はジメジメと湿気が気になりますし、冬は乾燥してウイルス感染の不安など、家の中での湿度は気になることの１つです。
エコカラットは、土壁の特徴を持っており夏は湿気を吸収し、夏に溜まった湿気を冬になると緩やかに放出してくれます。
珪藻土も、湿度調整が出来ることで知られていますが、その湿度調整の効果はその４～５倍以上と言われています。
湿度と合わせて、家の中の暮らしで気になるコトとして「におい」に関することは上位によく上がってきます。
暮らしに関わることとして関心を抱いている方は多いですよね。
気になるものとして、生ゴミなどの腐敗臭、タバコやペット臭、トイレ臭など家の中でも様々なにおいがあります。
エコカラットでは、こういったにおいの原因となる成分を吸着し、短時間で脱臭してくれます。
また、気になる複数のにおいの成分が混ざっている複合臭にも効果を発揮すると言われています。
また、シックハウス症候群の原因として代表的なものは家具や建材などに含まれる化学物質からの有害ガスと言われていますが、エコカラットはそれら有害物質を用いられていない建材で、その他建材から発生される有害物質を吸着し、低減させる効果があります。
施工例としては、リビング・トイレ・玄関などに多く取り入れられています。
快適な暮らしに繋がる機能を持っているエコカラットですが、機能だけではなくデザイン性でも人気があります。
カラーや形のデザインは様々な種類が用意されており、木目調・石目調など、デザイン性から選んでも満足度は高いとされています。
リビングの壁一面をエコカラットにして、間接照明で照らすことでタイルの陰影が綺麗に強調されます。
また、壁のスペースに合わせて小スペースでも利用できるデザインパッケージなどもあり、お部屋のデザインに合わせた形で施工も考えることが出来ます。
デザイン面から選択してみても楽しめる豊富なデザインが揃っています。
エコカラットを使用する時の２つの注意点
エコカラットの特徴として小さな孔がありますが、暮らしやすい環境を整えてくれる機能を発揮する一方で、油や水も吸収しやすい特徴があります。
油や水も吸収してしまうと、本来の機能を損ないやすくなってしまうため、キッチンやお風呂場などでの施工はおすすめ出来ません。
エコカラットは湿度調整が出来る壁材ではありますが、カビや結露などの発生を完全に防いでくれるわけではありません。
適度に換気を行うことは必要とされています。
また、においの原因となる成分も吸収してくれるので、換気しやすい空間で利用することで長期的な効果を期待できます。
まとめ
エコカラットを使用するメリット・注意点をご紹介しましたが、エコカラットの費用は一般的に施工費用込みで、平米あたり平均7,000~10,000円程度です。
施工する面積で金額が変わってきますので、予算に応じて施工する場所やデザインを検討されるといいでしょう。
湿度調整・においや有害物質・デザイン性について気になるポイントがある方は、エコカラットの施工を是非検討してみてください。
1㎡1万円の定額制リフォーム「イメチェン」
「イメチェン」は1㎡（床面積）×1万円でデザイナーズ物件にイメージチェンジを図る事ができる一般住宅、賃貸物件向けの定額制のリフォームブランドを全国35店舗で展開しています。
まずはリフォームのプロに相談しませんか？
リフォーム事例満載のパンフレット配布中！
