この記事の監修者 篠原 昌志
(株)ココテラス代表取締役/一卵性の双子/山口県出身/職人・施工会社が薄利というリフォーム業界の悪い収益構造改革をする事を目標に、定額制リフォーム「イメチェン」のFC本部を運営。
現在全国38拠点で展開中。リフォーム事例を紹介するYouTubeのチャンネル登録者は1.5万人。
不動産経営を行う上で、設備機器の管理に気を配ることも忘れてはいけないコトの1つです。
所有されている物件に据え付けられているエアコンや給湯器などの設備機器は、時間の経過とともに劣化が進み、いずれ故障することも想定しておく必要があります。
不動産経営を行う上では、修理などの管理費用を抑えることや入居者に快適な生活を送っていただくためにも設備機器は出来るだけ正常な状態を長く保ち、故障は軽減させたいと考えられているオーナー様も多いと思います。
設備機器の故障を軽減させる方法についてご紹介します。
設備機器の故障を軽減させる方法とは
物件に備え付けの設備機器は様々ありますが、故障の原因には共通しているものが多く以下の3つが想定されます。
① 空室による長期間の未使用② 経年劣化による故障 ③ 入居者の使用による故障
順に見ていきましょう。
設備機器の故障を軽減する上で重要なことの1つに、物件の空室を長期化させないコトがあります。
基本的なコトではありますが、設備機器の管理面でも空室を長期化せずに設備機器を適度に使用している状態を保つことは大切とされています。
空室が長期化すると、その間は設備機器は使われない状態になりますので、外部にも内部にある電気系統にもホコリが溜まり、カビなどのリスクも高まります。
またモーターなどの回転部の潤滑が悪くなり、久しぶりに起動させた時には大きな負荷をかけることになるなど故障のリスクは高まります。
そのため、長期間利用されない状態を回避するために入居している状態を保つことで設備機器も適度に利用されることになります。
入居者が退去した後も直ぐに入居が決まるような体制を維持しておくことが大切になります。
入居者が入っている状態でも、設備機器の一般的な寿命は10~15年程度と言われていますので、問題なく適度に使用され続けていても、時間の経過と共に劣化が進み故障するといったコトが起きます。
経年劣化による故障は、年月と共に劣化していくので軽減させるのも難しくもありますが、例えば入居者が退去した後の原状回復時に、設備機器関係もしっかりとメンテナンスを行っておくことで長く利用出来る可能性は高くなります。
また、ある程度利用されたタイミングで、新しいものに入れ換えておく事も1つの方法です。
故障の心配も抑えられますし、入居者にとっても設備機器が古過ぎないというのは嬉しいポイントにもなります。
入居者の使用による故障については、②の経年劣化による使用中の故障は仕方ありませんが、退去・入居のタイミングでメンテナンスをしっかり行うことで軽減に繋がります。
また、入居者による故意・過失により壊れてしまうケースも中にはあります。
この場合は、入居者に修理等負担頂く形が一般的ですが、入居のタイミングで賃貸借契約書にその辺りの説明をしっかりと明記し責任の所在を明確にしておくことで、後々のトラブルも防ぐことにも繋がります。
まとめ
賃貸経営においての設備機器の管理は、まずは空室を長期化させずに対策を打つ事と退去が発生してもすぐに入居が決まるような募集体制をしっかりと得て賃貸経営をすることが、結果的に設備機器のリスクを軽減することに繋がります。
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