この記事の監修者 篠原 昌志
(株)ココテラス代表取締役/一卵性の双子/山口県出身/職人・施工会社が薄利というリフォーム業界の悪い収益構造改革をする事を目標に、定額制リフォーム「イメチェン」のFC本部を運営。
現在全国37拠点で展開中。リフォーム事例を紹介するYouTubeのチャンネル登録者は1.5万人。
お風呂とトイレが一緒になっている3点ユニットバスは、入居者の人気は高くありません。
3点ユニットバスが施工されたアパートやマンションを所有しているオーナー様は、入居付けに苦戦したり退去が出たタイミングで空室が長期化するケースも多く、大幅に家賃を下げないと入居が見込めないという悩みを持たれているオーナー様は多いです。
3点ユニットバスをシャワーユニットと独立トイレに分離する際の注意点
3点ユニットバスをシャワーユニットと独立トイレに分離する
3点ユニットバスが施工されたお部屋で、空室に悩まれているオーナー様へは「シャワーユニットと独立トイレに分離しませんか」という提案を行っています。
3点ユニットバスをシャワーユニットと独立トイレに分離することで入居者の物件に対するイメージが変わり、入居が決まるというケースがあるからです。
通常であれば、浴槽付きのユニットバスを設置するのが理想ですが、20平米前後の物件でトイレと浴槽のスペースを確保しようとすると、それだけのスペースが必要となりますので、洋室を狭くしたり、キッチンの方まで干渉して工事費が高くなったりという懸念事項があります。
そこで、既存の3点ユニットスペースの中で工事を収めることをお勧めしています。限られたスペースですので、シンプルにシャワーユニットと独立トイレに分離させます。
これにより、既存の3点ユニットスペース内で施工を済ますことが出来ますので、比較的工事費用も抑えることができます。
また、新たにスペースを確保しなくても済みます。
また、ある調査では20代の約4割の方が湯船に浸かるよりもシャワー派というデータが出ています。
3点ユニットバスからシャワーとトイレに分離するだけでも、物件に対する使いやすいというイメージアップにも繋がるため、入居者にも人気が高くリノベーション後にすぐに入居が決まるというケースが多いのも、分離させる提案を行う理由です。
3点ユニットバスを分離させる際の注意点
3点ユニットバスを分離させる際の注意点として、物理的に施工ができるかを確認する必要があります。
シャワーユニットには、サイズが複数存在します。
横幅と奥行でサイズが決められていて、独立トイレと合わせて既存の3点ユニットバスのスペース内に収まるサイズであるかが設置する際に重要となってきます。
賃貸でよく採用されているのは、「0808」や「0812」になります。メーカーによっては、「0707」のサイズもあります。
リノベーションを検討している物件のスペースによっては、「0707」のサイズが確保できるかということが重要になってきます。
「0808」のシャワーユニットを施工する場合
横幅が1600あれば殆どのケースで設置は可能です。
トイレの理想幅は800とされていますが、700に抑えて間の壁厚を100とした場合、設置は可能となります。
0707」のシャワーユニットを施工する場合
横幅は1500必要となります。こちらもトイレの横幅を700、間の壁厚を100とした場合設置が可能となります。
既存のユニットバスが「1014」だった場合、横幅が1500に満たないことになりますので、物理的に施工が出来ないということになります。
このような場合は、業者に一度調査いただくのが望ましいです。
シャワーユニットは梁加工ができません。
3点ユニットバスや一般的なユニットバスは梁加工ができますので、リノベーションを検討している既存のスペースに梁がある場合があります。
その場合、シャワーユニットは梁加工が出来ないため、梁の入っている部分を考慮した上で設置スペースを検討する必要があります。
既存スペースに梁が入っている場合、2つのパータンがあります。
縦に梁が入っているパターンと横に入っているパターンです。
⬛️縦に梁が入っているパターン
縦に入っている場合は、梁を避けて既存のユニットスペース内にシャワーユニットが収まるようであれば問題ありません。
⬛️横に梁が入っているパターン
横の梁の場合は、シャワーユニットに接触してしまうとトイレ側にシャワーユニットを寄せる必要が出てきますので、その分デッドスペースが発生してしまうのと合わせて、トイレの横幅が短くなってしまう可能性もあります。
このように、梁の有無は設置するための確認ポイントとしてはとても重要となりますので、注意してください。
まとめ
3点ユニットバスをシャワーユニットと独立トイレに分離する場合は、
・梁の有無
・1014サイズ以下は要調査
この2点については、業者と相談しながら確認してリノベーションをご検討いただければと思います。
この記事の監修者 篠原 昌志
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