室内物干しワイヤーを取り付ける際の注意点とは

室内物干しワイヤーを取り付ける際の注意点とは

この記事の監修者 篠原 昌志

(株)ココテラス代表取締役/一卵性の双子/山口県出身/職人・施工会社が薄利というリフォーム業界の悪い収益構造改革をする事を目標に、定額制リフォーム「イメチェン」のFC本部を運営。

現在全国38拠点で展開中。リフォーム事例を紹介するYouTubeのチャンネル登録者は1.5万人。

今回は、賃貸物件でも人気設備の室内物干しについてご紹介していきます。

他の物件との差別化や物件の価値を高めるために、人気設備の導入を検討されている賃貸オーナー様も多くいらっしゃると思います。

室内物干しは低コストで手軽に取付ける事も可能で、導入しやすい設備となっています。

取付ける際の注意点も含めて、ご紹介していきます。

室内物干しワイヤーを取り付ける際の注意点とは

生活の中で、欠かせない家事の1つに洗濯があります。

洗濯を行って、ベランダの物干し竿に洗濯物を干すことは一般的ですが、中には黄砂や花粉など対策として室内で洗濯物を干したいという方も多い傾向にあります。

そのような場合に、必要になってくるのが室内物干しになります。

室内物干しのタイプには、以下のような物があります。

室内用の物干しスタンド 安価なものでは、プラスチック製のモノからステレンス製の屋外共用で利用できるタイプのものなどがあります。利用しない時など、収納するスペースが必要になります。

室内物干しワイヤー 壁に直接取り付ける事が出来、利用時だけワイヤーを引っ張り出して利用する事が可能です。また使用しない場合の収納スペースも必要としないメリットもあります。

天井吊りタイプ 天井に物干し竿をセットできるポールを取り付ける事で、室内でも物干し竿を使用して洗濯物を干す事が可能です。こちらも必要ないときには、取り外しておく事が可能ですが、物干し竿と合わせて収納するスペースが必要となります。

この中でも、今回は、YouTubeチャンネルでも紹介している室内物干しワイヤーの取り付け時の注意点について、ご説明していきます。

壁の下地がどのようになっているかを確認する

動画の方でご紹介している物件は、壁式構造の物件になります。

壁式構造とは 柱と梁の代わりに耐力壁で建物の荷重を支える構造

そのため、建物自体をしっかりと壁で支えている事もあり、物干しワイヤーをコンクリートビスで取り付けを行い、実際に洗濯物の重さにも耐える事が可能となります。

一方で、壁にボードが貼ってあるような場合で、ボードのみに固定してしまうと、洗濯物の重さに耐えきれずに、物干しワイヤーそのものが取れてしまうリスクがあります。

下地がしっかりとしているかを確認することは、入居者が利用した場合にトラブルが起きないようにするためにも重要なことになります。

下地が無いような場合は、下地補強を行った上で取り付けを行うようにしましょう。

これは、天井に取り付ける天井吊りタイプでも同様になります。

天井の下地がどのような構造になっているかを確認した上で、取り付けを行うことで天井が落ちてくるなどのリスクを防ぐ事が出来ます。

まとめ

天候に限らず、黄砂や花粉対策などで洗濯物を室内に干したいというニーズは決して少なくはありません。

取り付ける事が可能な壁や天井であるかの確認は必要ですが、比較的低コストで手軽に導入が可能でもある人気設備となっていますので、取り付けされていないお部屋をお持ちのオーナー様は、是非導入を検討されてみてください。

YouTubeチャンネルの方では、実際のお部屋でご説明をさせていただいておりますので、是非合わせてご覧ください。

チャンネル登録もよろしくお願いします。

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