この記事の監修者 篠原 昌志
(株)ココテラス代表取締役/一卵性の双子/山口県出身/職人・施工会社が薄利というリフォーム業界の悪い収益構造改革をする事を目標に、定額制リフォーム「イメチェン」のFC本部を運営。
現在全国37拠点で展開中。リフォーム事例を紹介するYouTubeのチャンネル登録者は1.5万人。
賃貸経営を行う中で、同じお部屋をリフォームするようなことが発生することもあると思います。
同じお部屋でも、入居者の使い方によって劣化具合も変わってきたりもして、部分的にリフォームを行うようなケースもあると思います。
何度も同じお部屋をリフォームする際に、注意しておいた方がいいことについて紹介していきたいと思います。
何度も同じ部屋をリフォームする際の注意点
長く賃貸経営をしていく中で、同じお部屋をリフォームするケースは出てくるかと思います。
そのような場合に、まず注意しておいた方がいいポイントとして以下の内容があります。
クロス材と床材の品番を確認しておく
例えば、全面的なクロスの貼り替えを行なって、床の貼り替えをしていた場合次回退去したタイミングで、原状回復する際に一度綺麗にリフォームしていれば、部分的な修繕工事で次の入居を決めることができます。
この時、部分的な修繕工事を行う際に必要になるのが、クロス材や床材の品番です。
通常、見積書の中の備考欄には品番等が記載されています。
設備機器などでは、どこのメーカーのどの型番かという情報が記載されています。
ココテラスでも、設備機器に関しては見積書にメーカーや型番など明記するようにしています。
しかし、クロス材や床材の品番については、見積書に記載をしていません。
工事契約後に専属デザイナーが、お部屋のデザインを決めるため見積の段階では、品番が決まっていません。
このような理由があるため、工事が終わった後などに品番を確認し控えておくことが重要になってきます。
部分的な修繕工事をされているお部屋で、お部屋のクロスが数種類使われているようなケースも実際に存在しています。
これは、前回リフォームした時のクロス材の品番がわからず工事をしてしまったことが原因と考えられます。
コストを削減するために、程度が良い状態であれば貼り替えを行わない壁があるのは問題ありません。
一方で、同じクロスを使って全体的な統一感をだすことも、見栄え等を考えるととても大切です。
また、品番を目視で調べて特定することは、労力と時間もかかるため現実的な作業ではないといえます。
ココテラスでは、どのお部屋にどのクロス材、床材を使用したのかデータとして保管を行なっています。
まとめ
賃貸経営を行う上では、入退去は繰り返し発生しその都度リフォームや部分修繕工事等も発生します。
品番管理という小さな作業ではありますが、しっかりとデータ管理を行うことで安定感のあるお部屋づくりにも繋がりますので、是非参考にしていただければと思います。
また、管理にお困りの場合は、ご相談お待ちしております。
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