この記事の監修者 篠原 昌志
(株)ココテラス代表取締役/一卵性の双子/山口県出身/職人・施工会社が薄利というリフォーム業界の悪い収益構造改革をする事を目標に、定額制リフォーム「イメチェン」のFC本部を運営。
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リフォームやリノベーションを行う際に、お部屋の照明をご自身で購入した物を取付たいというようなケースが不動産投資の現場ではよくあります。
オーナー様が気に入った物を取付ることが出来たり、コスト的に費用を抑えることができるなど、理由は様々あります。
メリットがある一方で、注意しなければならない点もあるため、取り付けられないということを防ぐためにも注意点についてご紹介していきます。
自分で購入した照明を取付ける際の注意点とは
ご自身で購入した照明を取付ける場合、リフォームやリノベーションの工事の際に既存の照明を撤去だけして欲しいということを伝えるオーナー様が多くいらっしゃいます。
しかし、既存の照明タイプによっては購入した照明を取付けることが出来ない場合もあります。
押さえておくべき注意点2つについて、ご紹介します。
築古の物件のなかには、直付け照明といって天井から出てくる配線と照明器具を直接繋いでいる蛍光灯タイプの照明が付けられていることがあります。
この場合、直付け照明を撤去しただけではシーリング照明を取付けることが出来ません。
シーリング照明を取付ける場合は、シーリングやローゼットと呼ばれる照明器具と天井からの配線とを接続させるための接続機器が必要となります。
直付け照明の場合は、天井からの配線と照明とを直接繋いでいるため、ローゼットなどの接続機器が取り付けられていない状態となっています。
そのため、接続機器を新たに取付ける必要があります。
接続機器の取付は、電気工事の資格が必要となります。
業者へ、既存の照明を撤去することと合わせて、ローゼットの取付も依頼するようにしましょう。
撤去だけ依頼している場合でも、気が利く業者の場合はローゼットの取付まで行なっていただけることもありますが、指示どおりにしか対応されない業者もいますので、撤去と合わせて依頼しておくのが無難といえます。
築古の物件の中でも、和室のお部屋などには照明のスイッチがお部屋に無いタイプの物が使用されていることがあります。
照明に紐がついていて紐を引っ張ると照明のON/OFFを切り替えれるタイプのものや、リモコンでの操作ができるタイプのものなどがあります。
このような場合、お部屋に照明のスイッチがありませんのでご自身で購入した照明が、お部屋にスイッチがなくても照明のON/OFFを切り替えれるタイプのものである必要があります。
購入した照明に、リモコンや紐などの切り替えが出来るモノがついていない場合は、照明の操作が出来ないため利用することが出来ません。
予算がある場合は、壁に照明のスイッチを取付ける工事をすることも選択肢の1つですが、最近ではリモコン式の照明も数多く販売されているので、リモコンタイプの照明を購入するのもいいでしょう。
まとめ
最近は、Amazonなど手軽に安く照明器具を購入することも可能なため、リフォームやリノベーションを行う際にご自身で照明器具の購入を検討される方も多くいらっしゃると思います。
購入した照明器具を利用するためにも、ご紹介した注意点には是非気をつけていただいて検討いただければと思います。
YouTubeチャンネルの方でも、今回の内容についてご紹介しておりますので、合わせてご覧ください。
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