この記事の監修者 篠原 昌志
(株)ココテラス代表取締役/一卵性の双子/山口県出身/職人・施工会社が薄利というリフォーム業界の悪い収益構造改革をする事を目標に、定額制リフォーム「イメチェン」のFC本部を運営。
現在全国37拠点で展開中。リフォーム事例を紹介するYouTubeのチャンネル登録者は1.5万人。
賃貸経営を行っているオーナー様で、築古の物件を購入してリフォームの検討をされている方は多いと思います。
築古と言われる物件の中でも、1990年年よりも前に建設された物件は、お部屋の間取りだけでなく設備機器などに関しても老朽化している箇所も多く、リフォームする際に注意しておいた方が良い点が多数存在します。
その中でも給水管や給湯管についての注意点をご紹介していきます。
賃貸経営者だけでなく、今後築古の物件を購入してリフォームをして実際に住みたいという方にも参考になると思いますので、動画と合わせてご覧ください。
築古物件をリフォームする際の注意点とは
築古物件を賃貸経営や実際に住む形で扱う場合、リフォームを検討されるケースは多くあります。
築年数が経過していますので、間取りの形が今と比べると古い間取りになっていたり、備え付けの設備機器も古く故障しているものもあったりします。
そのため、リフォームを行って間取り変更や設備機器の入れ替えを行われるのが一般的です。
築古の物件でも、1990年以前に建設された物件の場合、給水管や給湯管についても注意しておく必要があります。
給水管や給湯管が、鉄管や銅管で施工されているケースが多くなっています。
銅管の方が熱に強いので、給湯管は銅管が使用されていて、給水管は鉄管が使用されている事が一般的です。
しかし、鉄管と銅管は年数が経過してくるとサビてきます。
水道管がサビてくると、サビが原因で管が詰まってしまったり、破裂し漏水が発生してしまうケースもあります。
最近では、塩ビ管が使われるのが一般的になっていて、基本的に錆びません。
そのため、築古物件のリフォームを検討されている場合は、給水管や給湯管もセットで交換することも含めてリフォームすることをオススメします。
工事費用を考えた場合、工事費用が高くなるため給水管・給湯管は変えずにリフォームしたいというオーナー様もおられます。
万が一、漏水などが発生した場合は保険で直せると考えられている方も多いです。
しかし、これから入居される方だったり、お部屋の下の階の入居者さんの事を考えると、漏水などが発生してしまうと迷惑がかかってしまいます。
工事費用が安く済むとしても、長く気持ちよく住んでいただける環境をつくることも視野に入れて、リフォームの内容を考えることも大切になってきます。
まとめ
築古の物件をリフォームする際は、給水管や給湯管がどのような素材のもので施工されているかも確認するようしましょう。
鉄管や銅管で施工されている場合は、入居者のことも考えて、リフォームする際に合わせて変えることをオススメします。
是非、検討されてみてください。
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