この記事の監修者 篠原 昌志
(株)ココテラス代表取締役/一卵性の双子/山口県出身/職人・施工会社が薄利というリフォーム業界の悪い収益構造改革をする事を目標に、定額制リフォーム「イメチェン」のFC本部を運営。
現在全国38拠点で展開中。リフォーム事例を紹介するYouTubeのチャンネル登録者は1.5万人。
賃貸住宅をリノベーションして、空室対策を行っている方が多くなってきています。
リフォームやリノベーションというと、間取り変更や壁や床などの張り替えなど、お部屋全体に影響する大きな枠で考えられることが多いと思います。
そのような中で、コンセントの位置を意識されたことはありますか。
コンセントという単語だけ聞くと、小さなことと思われがちですがリノベーションで注意することの1つにコンセントの位置というのがあります。
生活のしやすいお部屋は、物件力が高く見られて入居も決まりやすいです。
コンセントというポイントに絞った視点で、リノベーションする際の注意点をご紹介していきます。
リフォーム・リノベーション時のコンセントに関する注意点とは
間取り変更をしたりリフォームやリノベーションする際に注意しなければいけない点として、コンテントの位置というものがあります。
キッチンの場所を変えたり、間取りを変えるとなった場合、電気工事が入ることになります。
せっかくリフォームやリノベーションをするのであれば、そのタイミングで「コンセントの移設」や「コンセントの増設」をしっかり考えた上でやっていただくことをオススメします。
実際に、生活している中で「ここの壁にコンセントがあったら便利なのに」ということを感じられたことはないでしょうか。
リノベーション後にそのようなことを感じてもらわないためにも、リノベーションする際には自分が持っている家具や購入する家具をどこに配置するかなどをある程度想定しておくことが大切です。
そのタイミングで、コンセントの増設や移設を考えていただくことで、配線を床の下に這わせることができたりや壁の中に隠蔽させることができたりなど事前にしっかりとした確認ができます。
あとからコンセントの増設や移設をしようとすると、配線を露出させなければならないなどのデメリットも発生します。
綺麗に見栄えを整える上では、床工事や壁工事を行うタイミングでコンセントの増設や移設をしていただくと非常に綺麗に収めることができます。
コンセントと合わせて考えた方がいいもの
コンセントと合わせて考えておいた方がいいものとして、テレビやインターネットがあります。
テレビとインターネットについては、電源として使うコンセントと合わせて専用のテレビジャックやインターネット用の
LANジャックも必要となります。
特に築古の物件からリノベーションする際には、考えておきたいポイントだと思います。
また、コンセントの位置も大切ですが、コンセントの口数も考えておくと利用時に助かります。
よく電源タップを使う方もいらっしゃいますが、せっかくリフォームやリノベーションをするのであれば、口数にもこだわっておくことで生活する際に便利さを感じれると思います。
コンセントを増設する費用についても、例えば何百万円規模のリフォームやリノベーションであれば、内容にもよりますが一般的にはコンセントを一箇所増やすのに数千円程度でできます。
コンセントについては、少ないよりも多い方が生活がしやすくなると思いますので、リフォームやリノベーションの工事規模に応じてコンセントについても一緒に考えておいた方がいいでしょう。
まとめ
家電製品などを利用する際に、当たり前のように利用しているコンセントですが、いざ使いたい場所になかったりするとリノベーションの時にしておけば・・・となります。
リフォームやリノベーションをする際には、家電や家具の配置と生活をイメージしていただき、少しでも使いやすい場所にコンセントを配置することにもこだわっていただきたいと思います。
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