不動産投資家は建物の構造の種類と耐用年数の違いを理解すべきです

建物には構造の種類があり、それによって耐用年数は変わってきます。

ご自身で所有されている物件が、どのような構造でどの程度年数が持つのかを把握しておく必要があります。

構造や耐用年数を把握しておくと、リフォームやリノベーションを行うタイミングや内容についても計画も立てやすくなります。

建物の構造の種類と耐用年数について、ご紹介していきます。

建物の構造の種類と耐用年数の違いとは


建物の構造の種類を大きく分けると、「RC」・「S」・「W」の3つに分類されます。

・RC造 : 鉄筋コンクリート造
S造   : 鉄骨造
W造  : 木造

 

■RC(鉄筋コンクリート造)

RC(鉄筋コンクリート造)は、建物の柱や壁などの主要部分が鉄筋とコンクリートで構成されている構造になります。

鉄筋を組んでコンクリートを流し込みますので、強度が高く1番耐用年数も長くなります。

RC(鉄筋コンクリート造)の中には、SRCという構造もあります。

SRCは、鉄骨鉄筋コンクリート造とも呼ばれ、鉄筋の中に鉄骨が入っているものを指します。

鉄筋の中に更に鉄骨が入り、コンクリートで構成されていますのでRCよりも強度は高くなります。

 

■S造(鉄骨造)

S造(鉄骨造)は、建物の柱や梁などの骨組が鉄骨になっている構造になります。

木造などに比べると強度は高く、耐用年数も長めになっています。

S造の鉄骨造にも、「重量鉄骨造」「軽量鉄骨造」があります。

重量鉄骨造は、鉄骨の鋼材の厚みが6㎜以上のものがそれにあたり、3階建以上の物件に使用されることが多く高層マンションなどに多くみられます。

軽量鉄骨造は、鉄骨の鋼材の厚みが6㎜未満のものが対象となり、2階建までの住宅などに多く使用されています。

 

■W造(木造)

W造(木造)は、建物の柱や壁など主要部分が木材で構成されています。

木造は、比較的工期も短くコスト的にも安く抑えることができます。

 

 

■構造ごとの耐用年数

構造によって、使われている材質が異なっていたり強度にも違いがあります。

そのため、建物の耐用年数にも差が出てきます。

一般的には、「事務所用途」と「住居用途」として建物の用途は別れています。

事務所用途の方が、耐用年数は比較的長くなります。

各構造の耐用年数は以下の表の通りになります。

構造 用途 耐用年数
RC(鉄筋コンクリート造)SRC(鉄骨鉄筋コンクリート造) 事務所 50年
住居 47年
S造(重量鉄骨造) 事務所 38年
住居 34年
S造(軽量鉄骨造) 事務所 30年
住居 27年
W造(木造) 事務所 24年
住居 22年

 

まとめ


建物の構造の種類によって強度にも差があり、耐用年数が異なります。

所有されている物件の構造の種類を理解することや、今後購入を検討している物件があれば、どのような構造でどれくらいの耐用年数があるのかなどを把握しましょう。

物件の構造を理解することで、リフォームやリノベーションなどの計画も立てやすくなります。

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