間取り変更のリノベーションの注意点5つ

エアコン_施工後_ビフォーアフター_移設

1㎡×1万円の定額制リフォーム「イメチェン」です。

「2部屋の間仕切りを取って広々使える2LDKにしたい」
「リビングとダイニングをつなげて開放感をプラスしたい」

近年、ライフスタイルの変化に伴い、間取り変更を検討される方が増えています。

間取り変更_ビフォー
間取り変更例:ビフォー
間取り変更_アフター
間取り変更例:アフター

そこで今回は、間取り変更の際に注意・確認しておきたいポイントを5つご紹介。

入居者に好まれる快適なお部屋作りのために、重要なことをお伝えします。

間取り変更を伴うリノベーションをお考えの方はぜひ参考にしてください。

①エアコンはどこに?間取りに最適な位置をチェック

エアコン_施工前
エアコン_施工後_ビフォーアフター_移設

間取り変更の際に注意したいポイントとしてまず挙げられるのは、エアコンの向きです。

例えば、下記のようなケースで考えてみます。

・6畳と6畳の隣続きの部屋の壁を解体し12畳の部屋を作る
・片方の部屋にはエアコンがついているが、もう片方の部屋には無い

この場合は当然、縦長の部屋になります。

長手方向に風が流れて、1台で部屋全体をまかなえるような位置にエアコンを設置したいですね。

効きやすいエアコン設置のポイントは、部屋全体に空気が流れるような位置についているかどうか。

間取り変更後のお部屋を想定して、最適な位置についているか確認しておきましょう。

また、エアコンの移設にはコンセントの移動や配管の穴開け工事が伴うため、プラス費用がかかります。

「エアコンの位置を変えませんか?」と提案してくださる業者の方もいますが、提案が無い場合も。

エアコンは既存の位置のままで問題がないのか、業者の方と打ち合わせしておきましょう。

②出入り口の隣にスイッチはある?お部屋のスイッチは押しやすい所に

スイッチ_リフォーム_移設

居室の出入り口の位置を変えたりドアを新しくしたりする場合は、スイッチの移設が必要かどうかを確認しておきましょう。

例えば、引き戸を撤去して片開きドアに変更する場合、元の引き戸の1枚分は壁となります。

そうすると、元はドアのすぐ横に位置していたスイッチが、手を伸ばさないと届かない位置になってしまうことも。

業者の方からスイッチ移設の提案があれば良いのですが、無い場合もあります。

全てを業者任せにするのではなく、下記の2つは確認しておきましょう。

・見積書にスイッチ移設費用が含まれているか

・間取り変更後のスイッチの位置

なお、スイッチは戸先にあると生活導線に馴染みやすいと言われています。

③冷蔵庫やレンジの電源はどこから取る?スタイルや好みに合わせたコンセント位置に

コンセント_移設_リフォーム

コンセントの位置に最も気を付けたい場所、それはキッチンです。

使いやすいキッチンにするには、コンセント位置を工夫すること。

冷蔵庫、電子レンジ、ポットなどキッチンに集まる家電は、それぞれが重く電圧も大きいのが特徴です。

頻繁にコンセントを抜き差ししないといけないレイアウトは好まれません。

最近は、周りから見えない位置にコンセントを隠しておきたい方も多く見られます。

「冷蔵庫のコンセントは目立たない位置にあった方が良いのか?それとも触れない上部にあった方が良いのか」など入居者目線で考え、業者の方と相談しておきましょう。

④間取り変更後の明るさは大丈夫?照明シーリングの位置や数を確認

照明_ビフォーアフター_間取り変更

照明の位置や数が部屋の大きさに適しているかをチェックしておきましょう。

例えば、2部屋の間の壁を解体して1つの部屋にするとします。

照明は中央に1つ付けるケースと、明るさが足りなかったり用途に合わせて照明パターンを増やしたかったりする場合は2つ付けることが想定されます。

間取り変更に伴い、お部屋の中央値も当然変わります。

下記の2つを事前に打ち合わせをしておくと良いですよ。

・移設が必要なのかどうか

・シーリングやローゼットを増やすべきなのかどうか

※ローゼットやシーリングは天井に照明を固定するために必要な器具のことです。

⑤インターホンを玄関近くに設置してはいけない?シーンを想定した場所に

インターホン_間取り変更_移設

テレビモニター付きインターホンは最近人気の設備ですが、設置場所までこだわらない方が多く見られます。

なぜか玄関付近に設置してしまい、便利さを半減させているケースも。

テレビモニター付きのインターホンの利点は、お部屋にいながら映像で来訪者をチェックできるところです。

営業なのか宅配なのか、それとも集金なのか、急ぎで出る必要があるのか等、前もって確認しておきたいですよね。

場合によっては居留守を使うこともできます。

特に支障が無ければ、テレビ付きインターホンは居室の中につけるのがおすすめです。

リノベーションは全てを業者任せにするのではなく綿密に話し合って

今回は間取り変更の際の注意ポイント5つをご紹介しました。

こちらの動画では、実際に施工前のお部屋を見せながら解説しておりますのでぜひご覧ください。

今回お伝えした設備は、それぞれの感覚やライフスタイルによってどこに付けるべきなのかが変わります。

・エアコン

・スイッチ

・コンセント

・照明シーリング/ロゼット

・インターホン

オーナー様自らが入居者目線で「どこについていれば快適に過ごせるか」を考えて、リフォーム業者と契約前にすり合わせをしておくのをおすすめします。

入居者目線で提案してくれる業者もいれば、してくれない業者もいます。

トラブルを未然に防いで、入居者の方に好まれるお部屋を作っていきましょう。

こちらの動画では、実際に施工前のお部屋を見せながら解説しておりますので、ぜひご覧ください。