この記事の監修者 篠原 昌志
(株)ココテラス代表取締役/一卵性の双子/山口県出身/職人・施工会社が薄利というリフォーム業界の悪い収益構造改革をする事を目標に、定額制リフォーム「イメチェン」のFC本部を運営。
現在全国38拠点で展開中。リフォーム事例を紹介するYouTubeのチャンネル登録者は1.5万人。
ココテラスでは、YouTubeのチャンネル『定額制リフォーム「イメチェン」』を開設していますが、今回はいつも動画をみていただいている視聴者様からいただいたご質問にお答えさせていただいた内容をご紹介していきます。
動画でも紹介しておりますので、合わせてご覧ください。
空室対策で追い炊き機能が必要な条件とは
今回、視聴者様からいただいたご質問はこちらです。
質問追い焚き機能は必要ですか※追い焚き機能とは、浴槽にあるお湯を温めなおしてくれる機能です。
新築物件や築浅物件には、追い焚き機能がついているお部屋は多いですが、築古物件の場合は、追い焚き機能がついていないお部屋も多く存在しています。
追い炊き機能がない場合、一度沸かしたお湯が冷めてしまった場合に、一度お湯を抜いて沸かし直す必要がありますが、追い炊き機能があれば、浴槽にあるお湯をそのまま温めなおすことが可能になりますので、とても便利です。
また、水道代の節約にもなりますし、ガス代の節約にもなります。
そのため、築古物件を所有されているオーナー様は、途中でリフォームなどをするタイミングで追い焚き機能を後付けした方がいいのか悩まれている方も多いようです。
ポイント誰をターゲットにするかで答えが異なります
賃貸住宅新聞社の方で、「家賃が高くても入居が決まる設備ランキング」と「この設備がなければ入居が決まらないランキング」という2つの人気設備ランキングを毎年公表されています。
追い焚き機能のランキングは以下のとおりになります。
家賃が高くても入居が決まる設備ランキング単身者向け物件ランキング:第10位ファミリー向け物件ランキング:第2位
この設備がなければ入居が決まらないランキング単身者向け物件ランキング:ランク外ファミリー向け物件ランキング:第3位
ランキングでもわかりますが、ファミリー向け物件をターゲットにした場合は、追い焚き機能があれば家賃が高くても入居が決まりやすい傾向にあります。
一方で、ファミリー向け物件で追い焚き機能がない場合は、入居を決めることが難しいとされています。
ファミリー物件の場合、家族で順番にお風呂に入ることになりますので、入浴の時間がバラバラになってしまう場合など、追い焚き機能は便利とされています。
単身者向け物件では、シャワーで済ますというような方も多く存在していて、特に20代や30代の方が利用されるようなお部屋では追い焚き機能がなくても問題ないとしていいでしょう。
まとめ
追い焚き機能があればとても便利ですが、誰をターゲットとしているお部屋なのかによって、追い焚き機能があった方がいいのかも変わってきます。
イメチェンとしての考え2人以上入居するお部屋の場合は、追い焚き機能は必須
特にファミリー物件では、追い焚き機能があるかどうかで入居率も変わってきますので、必須と考えていいと思います。
追い焚き機能が必要かどうか、悩まれている場合は是非参考にしてみてください。
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