リフォーム/リノベーション完了後の3つのチェックポイントとは

リフォーム/リノベーション完了後の3つのチェックポイントとは

この記事の監修者 篠原 昌志

(株)ココテラス代表取締役/一卵性の双子/山口県出身/職人・施工会社が薄利というリフォーム業界の悪い収益構造改革をする事を目標に、定額制リフォーム「イメチェン」のFC本部を運営。

現在全国38拠点で展開中。リフォーム事例を紹介するYouTubeのチャンネル登録者は1.5万人。

リフォームやリノベーションを業者さんに依頼されたことのある方は、工事が終わった後のお部屋の確認はされていますか。

工事が終わった後に、オーナー様自らお部屋を確認する方と確認せずに、業者さんに最後まで任せておられる方とがいらっしゃいます。

ココテラスでは、工事が終わった後には工事していただいた業者さんと一緒に立ち会って引き渡しをすることがとても大切だと考えています。

リノベーション工事が完成した後のお部屋のチェックポイントについてご説明していきます。

リフォーム/リノベーション工事が終わった後の3つのチェックポイントとは

リフォーム/リノベーション工事が完成した後に、業者さんと一緒に立ち会って引き渡しをすることがなぜ大切かと言いますと、引き渡しを一緒にすることで不備不具合をチェックすることが出来るからです。

工事が終わって数日経過した後だと、色んな方が出入りしてしまうため、リフォームの工事で起きた不具合なのか、そうではない状況で起きた不具合なのかを判断するのが難しくなります。

工事が完了したあとは、業者さんと一緒に立ち会いのもと、お部屋のチェックをしていただくことをお勧めします。

①見積書通りの工事内容か確認する

見積書には細かい仕様や、どういう部材を使うのか、場合によってはどのようなクロスや床材をを張るのか、型番まで書いてあるケースもあります。

業者さんも見積書通りの内容で工事を行っていることが前提ではありますが、時に悪気がなくても間違ったクロスや違ったカラーを設置しているというケースがあります。

事前の打ち合わせ通りもしくは見積書通り工事が行われているのかチェックすることが大切になってきます。

そのため、立ち会う際には見積書平面図は準備しておきましょう。

リフォームが終わった後にオーナー様立ち会いのもとお引き渡しを行うのですが、見積書を持ってこられないオーナー様も多いです。

漏れなくチェックするためにも、必要なモノは事前に準備しチェックができる体制を整えておくことが大切になります。

②設備機器の動作確認

お部屋には様々な設備機器が設置されています。

特に電気工事や設備工事を行った際は、その取り付けた設備機器が作動するか確認を行います。

各設備のチェックポイントについて、ご説明していきます。

YouTubeの動画で紹介しているお部屋では、新しくテレビモニター付きのインターホンを設置しています。

通話のボタンを押すと外付けのカメラによってお部屋の外が映し出される状態になりますが、問題なく見えているかを確認するなどのチェックが必要になります。

照明関係のスイッチも同じように、スイッチを入れて照明が点くかの確認を行います。

キッチンでは、レンジフードの照明、手元灯の照明など交換している箇所は動作確認をしましょう。

また、レンジフードは交換の有無に関係なく動作チェックをオススメします。

チェックの方法としては、紙を近づけて吸うか吸わないかという形で判断することが可能です。

YouTubeの動画でご紹介しておりますので、参考にしてください。

水栓関係もきちんと蛇口をひねっていただいて、水が流れるかという動作確認を忘れないようにしましょう。

エアコンがあるお部屋については、こちらも交換の有無に関係なく冷房、暖房と動作確認をします。

これらの確認は、次に入る方のためにも繋がりますので大切な確認作業となります。

③扉の開閉がスムーズに行えるか確認する

扉には、押して開けるような片開き戸というものと横にスライドさせて動かす引き戸というものが存在します。

引き戸の場合は、開閉がスムーズにできるかどうかのチェックを行います。

引き戸がスムーズに動かない場合は、敷居テープを交換することでスムーズに動くようになります。

洋風の扉に関しては、扉の下に付いている戸車の劣化によって開閉がスムーズにいかないというケースもありますので全ての扉をスライドさせていただいて開閉チェックをしましょう。

窓や網戸も同様のチェックを行います。

開き戸タイプは、扉を全部開けたときにレバーハンドル等が壁に接触するケースが出てきます。

動画で紹介しているお部屋の扉には、戸当たりが付いていますので壁に接触しないようになっています。

接触してしまう場合には、戸当たりの他にもドアストッパーやクッション材を取り付けて回避することも出来ますので、チェック漏れがないようにしておきましょう。

まとめ

3つのチェックポイントをしっかり確認することで、リフォーム業者とのトラブルを未然に防ぐことができます。

また、次に入居される入居者さんにも気持ちよく住んでいただけます。

オーナー様自らご確認いただくことをおすすめします。

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