この記事の監修者 篠原 昌志
(株)ココテラス代表取締役/一卵性の双子/山口県出身/職人・施工会社が薄利というリフォーム業界の悪い収益構造改革をする事を目標に、定額制リフォーム「イメチェン」のFC本部を運営。
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横浜市鶴見区にある4LDKの賃貸マンションをフルリノベーションした事例をご紹介!
賃貸マンションでは通常、退去後に原状回復をし、次の入居者を募集する流れが一般的です。
しかし今回のお部屋は状態が悪く、原状回復費用が高くなる&諸々の条件から入居付けが難しいと予想されました。
であれば、今後の賃貸経営のことを考えて、「原状回復だけではなく、 設備や間取りを一新し、時代のニーズに沿ったお部屋にした方が良い」ということでフルリノベーションをすることとなりました。
・入居者が退去して原状回復するタイミング
・築31年で間取りが古い(4LDK)
・お風呂のサイズが小さい
・状態が悪く原状回復に費用がかかりすぎる(約100万円)
・立地や設備の古さから原状回復だけでは入居付が難しい
・4LDKから2LDK+WICのお部屋に変更
・和室部分を広いリビングとして利用できるお部屋にリフォーム
・各部屋のフローリング・クロス等全面貼り替えし、設備も新調
それでは詳細について、ご紹介していきます。
物件概要
平面図
施工内容
- 間取り変更
- スイッチ、コンセント交換
- 木部塗装
- キッチン交換
- 吊戸棚設置
- モニター付きインターフォン設置
キッチン
公団などで多く見られるL字型のブロックキッチンは撤去。
リビングの様子を見渡せる対面式のシステムキッチンにし、スペースが広がりました。
キッチンにあると嬉しいコンセントも増設。
ライティングレールをキッチン上部に設置し、ペンダントライトを取り付けました。
ウォークインクローゼット
今回、お部屋の数を減らしていることもあり、ウォークインクローゼットを作りました。
収納力を気にしている入居者様が多いので、ウォークインクローゼットは人気設備のひとつです。
広いリビングに
和室は解体。
複数のお部屋を合わせて床をフラットにし、広いリビングが完成しました。
最近は、和室を好む方が減っており、洋室に変更するケースが増えています。
洋室に変更する場合は、畳を床にするだけでなく、クロスやライトにもこだわると一体感が出るのでおすすめです。
14畳の広い寝室
※動画で詳しく説明しておりますので、ぜひご覧ください!
6畳とリビングスペースの一部を繋げて寝室にしました。
居室
こちらの洋室も、クロス・床の貼り替え、扉も他のお部屋と同様に色味を合わせた形に変更しています。
トイレ
トイレは一体型の温水洗浄便座付きタイプにしました。
巾木張り替え、クッションフロアも張り替えました。
タオル掛け・ペーパーホルダ、ダウンライト、換気扇も新しくしています。
脱衣所・浴室
洗面化粧台・洗濯機置き場も古いタイプで、色も黄ばみが目立つ状態でしたので新しいものに交換。
床はクッションフロアを貼りました。
お風呂は4LDKの物件にしては小さなタイプ(1116サイズ)だったため、ワンサイズ大きいタイプのものを採用(1316サイズ)しました。
家賃アップ&入居も決定!ビフォーアフター動画はこちらから
いかがでしたでしょうか。
今回思い切って大きなリノベーションをした結果、家賃1万円アップに成功、そして入居者も決定しました!
入居者様の契約の決めてはこちらの3点。
いずれも賃貸には中々見られないポイントだったからそうです。
- 広々したリビング
- 14畳の広い寝室
- ゆったりしたキッチン
今回の物件のように設備の古さや間取りから次の入居が決まるのか、などの不安要素がある場合は、原状回復にプラスαの費用でリノベーションをしておいた方が、今後の賃貸経営にプラスに働くことも多く見られます。
イメチェンは綺麗なお部屋を作ることだけを目的にしておりません。
作ったお部屋に早く入居してもらい、最大限家賃を発生させることをゴールにご提案させていただいています。
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