フロアタイル(塩ビタイル)を賃貸住宅で利用するメリット・デメリット

コラム

フロアタイル(塩ビタイル)とは?

フロアタイルとは塩化ビニル製の素材でできたタイル状の床材で、サンゲツが販売している商品名です。

一般的には「塩ビタイル」と言われ、賃貸住宅のリフォームやDIYでよく使われる製品です。表面は硬く傷が付きにくく耐久性に優れています。

「塩ビ」はポリ塩化ビニルの略で、一般的な合成樹脂(人為的に製造された、高分子化合物からなる物質)の一つで、クロスもクッションフロア(CF)もポリ塩化ビニルから作られています。

塩ビタイルは元々店舗内装で使われている製品の為、土足にも対応しています。厚みは2.5mm~3mm程度なのでカッターで切る事ができ、既存フローリングの上貼りが可能です。

クッションフロア、フローリングとの違い

クッションフロア(CF)やフローリングと比較される塩ビタイルですが、特徴や価格にも違いがあります。

≪クッションフロア(CF)≫

≪塩ビタイル(フロアタイル)≫

≪フローリング≫

比較 クッションフロア 塩ビタイル フローリング
厚み 1.8mm 2.5mm~3mm 12mm
素材 ポリ塩化ビニル ポリ塩化ビニル 合板
表面 柔らかい 硬い 硬い
デザイン 多い 多い 少ない
くぼみ くぼみやすい くぼみにくい くぼみにくい
耐水性
耐久性 くぼみやすい為退去の度に張替必要 高い 高い
床暖房 不可 不可
フローリング上貼り 不可
部分張替え 基本不可 不可
入居者人気
価格(材工) 2,000円~3,000円/㎡ 4,000円~5,000円/㎡ 4,000円~10,000円/㎡
塩ビタイル(フロアタイル)のデメリット

✐ 熱に弱い為、床暖房のお部屋には施工不可。

塩ビなので熱すると膨張します。よって床暖房のついている物件であれば使わない方が無難です。ボンドで固定しますが、膨張し突き上がる可能性が高いです。(電気マット程度であれば支障はありません)

✐ 防音性を高める効果がない。

薄い素材の塩ビタイルは防音性には弱いという特徴があります。分譲マンションでは防音の基準が管理組合から定めるケースが多く、防音性を高める上では向かない製品です。

✐ 塩ビなので冬場素足で歩くと冷たい。

塩ビタイル(フロアタイル)のメリット

✐ カラーやデザインが豊富。

通常フローリングの色の種類は7色~8色程度ですが、塩ビタイルは木目調、石目調など数百種類に及びます。デザイン性の高いお部屋を作る際や、他物件との差別化を行いたい際はおススメと言えます。

✐ メンテナンス費用が安く済む。

厚みが2.5mm~3mm程度なのでカーターで切る事が可能です。仮にタバコが床に落ち焦げたとしても、焦げた箇所のみの部分張替えが容易に可能です。

結論、入居退去の繰り返される賃貸住宅には適した製品

賃貸であれば非常に相性の良い部材だと思います。

種類も豊富でメンテナンス費用が安価で済みます。

2年~4年で入退去が繰り返される賃貸住宅では退去後の原状回復工事を安価に済ませるのも重要なPointです。

塩ビタイルはクッションフロアと違い入居者の反応も良い為、物件力をアップさせる上でコストパフォーマンスの高い製品と言えます。

傷が気になるお部屋や空室が長期化したお部屋に塩ビタイルを活用してみてはいかがでしょか。

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