2022年7月18日リフォーム産業新聞に掲載されました!

YouTube活用で売上倍に!一般層の売上も3割獲得!

同社のYouTubeチャンネル「定額制リフォーム『イメチェン』」では、自社で行ったリフォーム事例や新店舗出店の案内、リフォーム市場について、毎週土日にアップする。チャンネル開設から3年以上経ち、登録者は7000人を超える。

チャンネル開設後、同社にとって2つの大きな変化が起こっている。1つが、リフォーム売上高が倍になったことだ。

「チラシやウェブ販促は一切行っておらず、実質このYouTubeが販促を担っています。イメチェンのFC展開も行っていますが、この動画を見てリフォームの問い合わせが来て、それを23の加盟店様にお伝えする仕組み。ですので、加盟店様が宣伝せずとも、勝手に受注できるのが強みになっています」(篠原昌志社長)

もう1つは、個人案件の増加とそれに伴う新サービスの開発だ。

YouTubeを活用したことで、一般消費者の視聴者も増加。もともと、賃貸オーナーをターゲットとして活用を始めたが、動画を見た消費者から「この動画のようなリフォームはできないか」と聞かれることが増えてきた。

そこで昨年2月に、中古住宅購入者向け定額制リフォームサービス「イメチェンネクスト」をスタート。エコ、ミドル、プレミアムプランを用意し、1平米1万円、1万3000円、2万円の各定額制に諸経費10万円が含まれる。

「築年数、間取りが似ているあの動画の物件のようにお願いします、あの動画のクロスを、という依頼が来るようになりました。安さ重視のお客様が来なくなり、商談が非常にスムーズです」

YouTubeを始めて結果が出たのは、開設8カ月後。オープンハウスを行った際に、YouTubeを見たという人が増えてきた。また、依頼する客層の傾向も変わってきた。

「顔出ししていることや、サムネイルで施工事例の価格を明示して安心感、明朗会計をアピールしているのが大きいです。他社さんのYouTubeチャンネルでは、価格や顔を出していない。結果的に、私たちが信頼を得ているのだと思います」

現在はショート動画と呼ばれる1分以内の動画を活用し、宣伝する。再生回数も4000回を超えるなど、人気だ。

「より気軽に見ることができるので、好評なのだと思います。インスタグラムも含め、SNS活用を進めたいです」(篠原社長)